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ささかみ支店で詐欺被害を防止し表彰を受けました
掲載日:2024年03月12日
更新日:2024年03月13日
詐欺被害を未然に防止したとして、阿賀野市在住の山﨑朱里さんとJA新潟かがやきささかみ支店は、阿賀野警察署の横山晴章署長から3月12日、感謝状を受け取りました。
2月13日、93万円の未納金があると70代女性の携帯電話にショートメッセージが入り、メッセージ内に記載の電話番号に連絡した女性は電話の指示に従い、自宅から電話をつないだまま同支店に行き、ATMで振込操作をしました。新潟県内のJAでは70歳以上で3年間貯金取引がない利用者はATMで振込できないため、操作に時間がかかっていました。後ろで順番待ちをしていた山﨑さんが、通話しながら操作している女性を不審に思い、壁面にあった阿賀野警察署作成の詐欺被害防止に関する掲示物が目に入り、職員に伝えました。電話を代わった同支店職員の佐藤小百合さんが機転を利かせ、納付書での振り込みを依頼したところ電話が切れました。佐藤さんから話を聞いた原勝則課長が女性に事情を確認し阿賀野警察署に通報しました。
山﨑さんは「まさか本当に詐欺だとは思わなかったが、本人には声をかけにくかったので、職員に声をかけました」と話します。同署の横山署長は「山﨑さんの勇気ある行動がなければ、被害が発生していました。JAは日頃から意識が高く、今回も防止することができました。引き続き協力して、被害を防止していきたい」と述べました。同支店の原課長も「山﨑さんが勇気を出して声をかけてくれたことで、お客様の大切なお金を守ることができました」と感謝し、「今回の件を職員間で共有し、掲示物をより目につくように貼りたいと考えています」と、引き続き被害防止を強化する姿勢を示しました。
参考情報
- 取材メディア情報:BSN、UX、新潟日報
- 見逃し放送:お手柄!電話しながらATM操作 不審に思い未然に防いだ女性に感謝状【新潟・阿賀野市】 スーパーJにいがた3月12日OA
見逃し放送:新潟県は2年連続で5億円超の被害「間に合ってよかった」農協職員と利用者が連係プレーで特殊詐欺被害を未然防止
(2024年03月12日時点の情報です)