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令和7年度市場見本市を開催
掲載日:2025年09月02日
新潟県花き出荷組合は、8月28日、新潟市秋葉区のうららこすどで、「令和7年度市場見本市」を開きました。県内外の市場担当者や買参人ら約20人と、生産者やJA、行政の担当者らも参加。クリスマスローズやアザレアなど秋冬の一押し出荷商品約200点を展示し、生産者が市場担当者に商品の特徴や価格について直接説明しました。

同組合は、JA新潟かがやき新津花き総合センターとフルーツフラワーしろねが事務局を務め、秋葉区と南区などの生産者97人で構成しています。主な出荷品目はアザレア、シャクナゲ、ボケなどで、年間を通じ県内外の市場に出荷。新潟市の支援を受け、今年は同組合取り扱う品目を掲載するウェブサイトを制作し、出荷商品を写真でPRできる機会になります。閲覧には関係者のみがアクセスできるようパスワードを設定する予定です。

今年は高温が続き、雨が少なかったこともあり、葉や新芽に影響を受けましたが、2年前に猛暑を経験した教訓を生かして、日除けのためにハウスを覆う「寒冷紗」を活用し、早朝に水やりをするなどの対策を講じました。

同組合の細川組合長は「生産者にとって、市場関係者を通じて消費者ニーズを捉えることができ、関係者間で直接情報を交換できる有意義な機会となっている」と話しました。
参考情報
(2025年08月28日時点の情報です)