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ささかみもち加工所で切り餅の製造最盛期
掲載日:2024年12月12日
更新日:2024年12月19日
正月を迎える準備が進む中、阿賀野市笹神地区のささかみもち加工所では、伝統の味を守る切り餅の製造が最盛期を迎えています。10月末から製造を始め、12月20日ごろまで続きます。約20人がもち米を蒸す工程からパック詰め、検品までの作業に当たり、手作業で丁寧に仕上げています。
原料にはささかみ地区で栽培されたもち米のみを使用し、保存料・添加物不使用で、水分を抑えた昔ながらの杵つき餅です。コシが強く、濃い味わいが特徴で、水から煮込んでも煮崩れしにくいのが特徴で、お雑煮や焼き餅以外にも、鍋の具としてもお勧めです。切り餅は4種類「白もち」「草もち」「豆もち」「うすきりもち」があり、鏡餅も製造しています。切り餅は3万パック、鏡餅は大、中、小合わせて7000個を製造予定。口コミで評判が広がり、毎年県内外から注文が入ります。切り餅と鏡餅は、ささかみアグリセンターで購入でき、全国への発送も可能です。
ささかみアグリセンターの担当は「コシがあり、腹持ちがよく、あんこやきな粉など味を変えて楽しめるので、ささかみのおいしいお餅をたくさん食べて、良いお正月を過ごして欲しい」と話します。
もち加工所の建設は1982年で、北多摩生活協同組合(現・生活協同組合パルシステム東京)に加工品として販売を始め、産地直送や6次産業化の先駆けとして同地区の餅製造が始まりました。
参考情報
(2024年12月11日時点の情報です)