しろね北支店は7月11日、新潟南警察署協力のもと、窓口における特殊詐欺被害防止対応訓練を行いました。訓練で事件発生時の対応を確認し、特殊詐欺被害を防止することが目的です。

オレオレ詐欺と還付金詐欺の事例を想定し、特殊詐欺被害防止推進員が被害者役を演じた訓練では、窓口担当職員が声かけツールやお客様アンケートを活用し、落ち着いた環境でお客様の話を聞いて上司へ報告。警察へ連絡し警察官同席でお客様から詳しい話を聞いて、被害を防止するまでの手順を確認。職員は多様化する犯罪に対する防犯意識を高めました。

同警察署の土田幸夫係長は「丁寧な対応で声をかけ、焦った感じがなく、穏やかで自信に満ち溢れたお客様対応をしていた」と訓練での対応を評価し、「警察から『お客様の大切な財産を守るため』と言われていることを伝え、少しでもおかしいと思ったら、遠慮なく通報してほしい」と同支店の職員に伝えました。

今年5月末時点での特殊詐欺被害状況は、県内で被害件数71件、被害額2億5961万円と深刻な状況です。同支店の澤田充支店長は「日頃からツールを使い、職員のみなさんが特殊詐欺未然防止における最後の砦になるという意識を持ち、明日からの業務にあたってほしい」と話しました。

参考情報

• しろね北支店 | 店舗のご案内 | JA新潟かがやき

（2024年07月12日時点の情報です）