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越王おけさ柿出荷反省会

掲載日:2025年01月29日

1月28日、新潟市西蒲区で「令和6年度越王おけさ柿出荷反省会」を開きました。生産者や関係機関、市場関係者など約80人が出席しました。

2024年度越王おけさ柿の販売金額は、8億3724万円(前年比150.3%)で過去最高額となりました。出荷数量は2141tで平年に比べると少なかったですが、猛暑だった前年との比較では133.9%、L品以上大玉率は、過去最高の88.1%とかなりの大玉傾向でした。キログラム単価も、高かった前年を上回り前年比112.3%の391円と過去最高になりました。9月の高温による果肉先行の心配、また着色が遅れる傾向を見込み、着色基準を緩和し早めの収穫を呼びかけたことが、出荷後の軟化を防ぎ高品質の維持につながりました。

市場関係者は「競合先行産地の和歌山県や奈良県でカメムシ被害や天候不順により入荷量が少なかったことに加え、ミカンなど果実全般の入荷量が少なかったことも影響し、柿の相場が堅調だった」と市場情勢について説明しました。

JA経営管理委員会の平原進一委員は過去最高額となった販売額について市場関係者に感謝を伝え、「2025年度産も大玉となるよう生産したい」と意気込みを伝えました。 巻農業普及指導センターは「気象の変化に伴い、病害虫も変化している。温暖化という大きな問題に特効薬はないが、次年度以降も高品質な『越王おけさ柿』を出荷できるよう、情報共有を通じて生産者のみなさまと一緒に考えていきたい」と話しました。

参考情報

(2025年01月28日時点の情報です)

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