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越王おけさ柿出荷を前に生産者大会を開催しました

掲載日:2024年09月25日

更新日:2024年09月26日

9月24日、新潟市西蒲区巻地区で生産される「越王(こしわ)おけさ柿」の出荷を前に、「越王おけさ柿生産者大会」を開きました。生産者をはじめ、JA役職員、全農にいがた、市場関係者、行政関係者など、約80人が出席しました。

「越王おけさ柿」の品種は平核無、刀根早生、朱鷺乙女の3品種。2024年産は出荷量2100トン(前年比131パーセント)、販売金額は7億3500万円(前年比132パーセント)を見込みます。

同大会の前に、生産者団体代表者や関係者が西蒲原郡弥彦村の越後一宮「彌彦神社」を参拝し豊作と高値販売を祈願した後、ほ場を視察し生育状況を確認しました。

大会では、JAの遠藤一雄経営管理委員会副会長が「今年は春先の温暖な天候により生育が順調に進み、果実肥大も良好で大玉傾向と聞いている。猛暑への対策を講じてきた努力も報われる年になりそうだ」と期待をにじませ、市場関係者に向けては「後継者が育つような魅力ある産地にするために、昨年を上回る販売単価へのご協力をいただきたい」とあいさつしました。

巻農業普及センターの井浦悟センター長は「収穫は高所作業となり、作業安全に注意して欲しい」と生産者に呼びかけました。県内外から出席した市場関係者は、秋冬果物に関する県内外情勢と需要の高さを伝え、品質維持への協力を依頼しました。 生産者代表として越王おけさ柿振興協議会の大澤明会長は、キロ単価350円の目標に対して「生産者の減少を止め、新規就農者を増やすためには『農業は儲かる』と思われる必要がある」とJAと市場関係者への協力を要請しました。

参考情報

(2024年09月24日時点の情報です)

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