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新潟県から県外に向けて「コシヒカリ」初出荷

掲載日:2024年09月12日

更新日:2024年09月13日
2024年09月18日

JA全農にいがたは9月12日、2024年産の新潟米コシヒカリの県外向け出荷を始めました。店頭には早ければ14日から並ぶ見込みです。(県内向けには9月11日から出荷、13日から店頭に並ぶ見込み)
9月11日までに検査した県産コシヒカリの1等比率は平年並みの95%。猛暑による大幅な等級低下に見舞われた23年産からのV字回復に向け、順調な滑り出しとなりました。

今回初出荷したコシヒカリは、JA新潟かがやき、JA新潟市、JAえちご中越管内の米で、合計231トン。全国からの引き合いが強まったことから、初出荷量は前年の2.4倍に増え、初出荷日も2日早まりました。

昨年は異常気象でコシヒカリの品質が低下していましたが、今年は去年に比べて夜の気温が涼しく推移したことや、各JAが追加穂肥など技術対策に取り組んだこと、生産者が栽培管理に力を入れたことで、平年並みの品質が確保できました。

9月12日にJA新潟かがやき西中倉庫で行った出荷式の中で、JA新潟かがやきの遠藤一雄副会長は「新潟県産コシヒカリが流通することで、店頭での米不足が解消され、消費者に安心感をお届けできるのではないかと思っている。お米が手に入らないという人に一刻も早く届けられれば」と話しました。
また、「生産資材の高止まりや後継者不足など生産現場を取り巻く環境は厳しさを増しているため、多くの方から新潟県産コシヒカリを食べていただき、生産現場を支えていただきたい」と強調しました。

参考情報

(2024年09月12日時点の情報です)

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