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新潟市江南区で「横越ごはん塾」を初開催
掲載日:2024年08月06日
新潟市江南区の横越地区公民館は、今年度初めて「横越ごはん塾」を開催しています。子どもが食事を作る楽しさや大切さが分かる大人に成長し、将来我が子に自然と食について教えられる親になってもらうことを目的に、地域や学校と連携しながら企画しました。大人が子どもへの食育を学ぶ「おとな編」を1回、ご飯と同地区の食材を使ったみそ汁を作る「子ども編」を2回実施します。
7月31日、同公民館でごはん塾「子ども編」の1回目を開き、市内の小学4~6年生10人が参加しました。「横越の食を知ろう。」というテーマで、前半はJA新潟かがやき沢海集出荷センターの横山忍センター長、㈲エーエフカガヤキの藤田重実代表、C‘s kitchenの佐藤千裕代表が講師としてそれぞれ説明しました。
横山センター長は、同地区で収穫される農産物(米、秋冬キャベツ、玉ねぎ等)や、特産である日本梨の品種について、収穫カレンダーを見せながら紹介。藤田代表は、同区で運営する「カガヤキ農園」で生産するトウモロコシやナガイモの栽培・収穫風景を写真や動画を交えて説明。佐藤代表は、自身が運営する菓子店やキッチンカーなどで取り組む規格外品の活用について、実物の規格外野菜を見せながら紹介。児童らはメモを取りながら熱心に聞いていました。
後半は3班に分かれて、味噌汁に入れる具材を考えるグループワークを実施。講師3人などからアドバイスを受けて、それぞれ具材を決定しました。
また、児童には2回目までに市立横越小学校および市立横越中学校の給食メニューとなるみそ汁を考える宿題が与えられました。小中学校でのメニュー提供は秋頃になる予定です。
参加した児童は「梨の種類がたくさんあることに驚いた。自分でみそ汁の具材を選ぶことができて楽しかった」と笑顔で話しました。
「子ども編」の2回目は8月7日に開催予定で、同農園の直売所で食材を購入した後、佐藤代表に教わりながら、実際にご飯と味噌汁を調理する予定です。
参考情報
(2024年8月6日時点の情報です)