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伝統野菜「笹神なす」出荷最盛期

掲載日:2024年08月05日

更新日:2024年08月07日
2024年08月08日

阿賀野市笹神地区の特産「笹神なす」が出荷最盛期を迎えています。地元では「白なす」と呼ばれ、黄緑色にゼブラ模様で皮がしっかりしているのに、白い実の部分が柔らかいのが特徴です。新潟の郷土料理「くじら汁」やステーキ、麻婆茄子などの料理に向いています。

今年は日照不足で生育が遅れていましたが、梅雨明け後は適度な日照と降雨に恵まれ、風の影響が少なく、品質は例年以上です。Lサイズのみを出荷しており重さは230〜280グラム。出荷は8月上旬がピークで10月下旬まで続き、収量は5トンを見込んでいます。

昭和以前に栽培が始まったと言われる「笹神なす」ですが、一時は生産者が2~3人にまで減りました。2016年に生産者らの有志が「笹神なす向上委員会」を設立し、今年は7人がおよそ1000株を育てています。ほ場巡回指導会や目合わせ会を通じて、高品質の笹神なす栽培に積極的に取り組んでいます。

同市の「道の駅あがの」や新潟市内のスーパーなどで購入可能で、「道の駅あがの」では8月10日10時から試食販売を行う予定です。

参考情報

(2024年08月05日時点の情報です)

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