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弥彦村の「伊彌彦ちゃまめ」を使用したスナック菓子商品化

掲載日:2024年08月01日

更新日:2024年08月06日

新潟県弥彦村の特産品「伊彌彦ちゃまめ」を使用した新商品「ピッカラ越後えだまめ味」が、株式会社ブルボンによって7月30日に発売されました。同社が創業100周年と「ピッカラ」発売45周年を記念し、地元の食材を活用して開発しました。原料の安定供給と同社内での評判の高さから、「伊彌彦ちゃまめ」を採用しました。

「伊彌彦ちゃまめ」は新潟県内企業が茹でて皮をむきペースト状に加工。同社がパウダー化し、シーズニングにして焼き上げた生地の表面にかけて使用しています。箱のパッケージには、伊彌彦ちゃまめの写真と弥彦山を背景にしたエダマメ畑の写真が採用され、1箱に16グラム入り小袋が6袋入っています。

7月31日、弥彦村役場にて行われた商品のPRイベントには、同社の坂井裕次取締役執行役員、弥彦村の本間芳之村長、弥彦村もぎえだまめ部会の中川巧部会長、JA新潟かがやきの菅沼秀一経営管理委員らが出席し、商品の魅力を伝えました。

同部会の中川部会長は「規格外品をいかに販売していくかが課題で、今回の『伊彌彦ちゃまめ』をきっかけに、他地区の規格外品も活用して欲しい」と期待します。菅沼経営管理委員は「エダマメの選別工程で発生する規格外品を加工品として使用することで、生産者の所得に還元されることに期待している。商品として販売されることにより、原料となった農産物も認知度向上効果になる」と話しました。

新商品は、新潟県内の駅や空港、高速道路の売店、量販店、土産物店で通年販売され、弥彦村内の旅館でも取り扱い、認知度向上のため地域限定販売にはしない予定です。この度の佐渡島金山世界遺産登録により、新潟県外や海外からの観光客の購入も期待されています。

参考情報

(2024年07月31日時点の情報です)

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