ＪＡ新潟かがやき五泉アグリセンターは、今年度から主に水稲生産の初心者向け講習会として「五泉稲作アカデミー」を始めました。参加者の多くは稲作栽培の経験年数が浅い生産者ですが、ベテラン生産者の参加もあり、基本に立ち返ることや最新の技術情報の収集につながっています。
講師も若手の農業普及指導センター職員とＪＡ営農指導員が務め、指導力の向上も目的としています。

7月12日には穂肥施用の内容で講習会を開き、五泉市内の生産者10人が参加しました。新潟農業普及指導センター職員が生育調査の結果を踏まえた穂肥施肥の考え方について講習したほか、ＪＡの営農指導員が、幼穂長計測などについて実演を含めて説明しました。

ＪＡの営農指導員は「栽培経験の浅い生産者を対象とした内容の講習会や、栽培の初めから終わりまでを通した内容の講習会がなかったため、本アカデミーを企画しました。初心者の方にも分かりやすく、品質や収量向上のために役立つ内容の講習会を開催するので、ぜひ多くの方から参加していただきたいです」と話していました。

「五泉稲作アカデミー」は、これまでに播種育苗、田植え作業、中干溝切の内容で開催しており、今回が4回目。今後は適期収穫・乾燥調製、今年度の振り返りと次年度対策の内容で開催する予定です。

（2024年07月22日時点の情報です）