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西蒲原土地改良区とJA新潟かがやきが合同研修会を開催
掲載日:2024年07月18日
更新日:2024年07月22日
JA新潟かがやきと西蒲原土地改良区は16日、合同研修会を開き視察研修と情報交換会を行いました。両組織の役職員64人が参加。新潟市西蒲区にある国営新川流域2期区鎧潟排水機場を視察し、北陸農政局の職員から概要と新設排水機場施工状況の説明を受けました。
その後行われた情報交換会で、同JA営農部営農企画課の大岩正明課長が管内の園芸拡大に取り組む「すいかハウス団地」と「いちじく団地」および「いちじく塾」の取り組み、JA独自支援の「かがやき農業振興支援事業」を紹介し、米穀部集荷対策課の加藤匡行課長が6月末の米情勢について説明しました。
講演では宮崎雅夫参議院議員が国政報告として、食料・農業・農村基本法について2024年制定改正基本法の改正点を説明。「初動の5年間は施策を集中的に実行していく『集中対策期間』として、農林水産予算総額を十分に増額するよう政府や総理、大臣に強く要請した」と報告しました。
講演後、宮崎議員に対して同JAの長澤義弘営農経済常務理事が「老朽化と産地合併により競争力の強化と選果能力の向上が必要な状況であり、すいか選果場とフルーツフラワーしろねの2つの選果場について更新・補改修の事業を検討中だ。農業所得の増大と農業生産の拡大、農業後継者の育成にもつながるため、ご支援と後押しをお願いしたい」と要望しました。
(2024年07月18日時点の情報です)