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JICA研修員受け入れ農家に感謝状
掲載日:2026年02月26日
国際協力機構(JICA)筑波センターは2月17日、新潟市南区の協力者5人に感謝状を贈りました。稲作分野の研修コース研修員を10年以上にわたり自宅に受け入れるなど、長年の功労をたたえ、JICAの森口所長が各宅を訪問し、直接手渡しました。

感謝状を受け取ったのは、JA新潟かがやき組合員で稲作農家の小田さんをはじめ、齊藤さん、臼井さん、大橋さんの4人です。さらに、研修業務を深く理解し、地域コミュニティとの橋渡し役として協力を続ける坪川さんにも感謝状を贈りました。

研修は毎年3月から11月に筑波で行いますが、8月に新潟での研修があり、JAが農業協同組合の仕組みや営農指導員の役割などを伝えています。研修員は農家などに3日間宿泊し、生活を体験します。
小田さんは、コロナ禍による中断はありましたが、2009年から11年間で、マラウイやエチオピア、東ティモールなど9カ国12人を、国際感覚豊かな家族と共に受け入れてきました。会話は主に英語です。昨年は研修員が持参したAI搭載の翻訳機を使い、ポルトガル語への同時通訳により本国の家族とビデオ通話を通じて交流を深めました。
食事は宗教に配慮しつつ、家族と同じメニューを提供しています。小田さんが振る舞うラーメンに、研修員が大変喜んだこともありました。小田さんは「JICAは素晴らしい活動を続けているが、あまり知られていない。多くの人にこのような活動があることを知ってほしい」と話します。
森口所長は「研修員にとって日本の一般家庭に滞在する機会は非常に貴重。心が通じ合う経験は、一生の思い出になり日本への理解も増す」と話します。
昨年は最終日に地域の寺院で交流会を開くなど、活動は地域へ広がりを見せています。今年も8月に同研修を予定しており、新潟の農家が世界とつながる草の根の交流を継続していきます。
参考情報
(2026年02月17日時点の情報です)