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日本なし・西洋なし合同出荷反省会を開催
掲載日:2026年02月17日
果樹部会日本なし専門部と西洋なし専門部は、3日、新潟市南区で「日本なし・西洋なし合同出荷反省会」を開き、生産者、市場関係者、JA職員などの関係者約100人が出席しました。

しろね果樹部会の遠藤部会長は、関係機関への感謝を伝え、「今年度の反省を生かし『ル レクチエ』の生産量を盛り返していきましょう」と生産者へ激励の言葉を述べました。

同部会西洋なし専門部小菅専門部長は、「日本梨は一部不作でありながらもまずまずの結果であった。西洋梨の『ル レクチエ』は非常に少ない出荷となり消費者へ十分に提供できなかった。収量が少ない中、共選出荷に協力していただいた生産者には感謝している。これを乗り越えればきっといい未来が待っている」とあいさつしました。
2025年日本梨の販売実績は、降雹被害による製品率低下や干ばつによる小玉傾向の影響で販売数量1,623トン(前年比90%)、販売金額6億8,724万円(前年比86%)、キログラム単価423円(前年比95%)と前年を下回りました。一方、西洋梨(ル レクチエ)は、日本梨同様の理由に加えセイヨウナシ褐色斑点病の蔓延により、販売数量126トン(前年比68%)、販売金額1億1,103万円(前年比76%)、キログラム単価が920円(前年比112%)となりました。
新潟県農業普及指導センターの稲田一周技術専門幹は、2025年の気象推移や生育経過の振り返りを踏まえ、次年度の対策を示しました。日本梨では有望品種とされている甘太の収穫適期や、近年問題となっている新高の高温障害対策について、西洋梨では果実汚損発生要因についてなど、種々の調査結果が報告されました。
市場関係者からは、将来の品種構成や荷姿の見直しについてなど様々な意見が述べられましたが、特に「ル レクチエ」については「出荷量が回復することを期待し、生産者の努力を価格に反映できるように努めていく」と熱意を伝えました。
生産者からは、施肥設計の見直し、県オリジナル日本梨「新碧」の生産振興、「ル レクチエ」の流通実態についてなど、市場関係者や関係機関への質問が相次ぎました。
(2026年02月03日時点の情報です)