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新潟市西蒲区巻地区の長芋が出荷最盛期
掲載日:2025年12月08日
新潟市西蒲区巻地区では、長芋の出荷が最盛期を迎えています。巻地区は、JA新潟かがやき管内で最も長芋の出荷量が多く、県内でも3番目の産地です。同JA巻ながいも組合では、生産者7人が2ヘクタールに作付けしています。
同地区の長芋は、砂丘地特有の水はけの良い土壌で育つため、肌が滑らかで形が美しいのが特徴です。組合では、消費者ニーズに応え、収穫後の長芋を丁寧に洗浄し、ひげ根をガスバーナーで焼き切るなど、見た目や扱いやすさにもこだわっています。今年は夏の少雨により長物傾向で、肥大期である9月にまとまった雨が降ったことから太りが良いです。病害の被害も少なく高品質な長芋に仕上がっています。

JA角田園芸センターの小松良平営農指導員は「巻産の長芋はクセがなく、生食では梨のような食感が楽しめる。唐揚げやステーキなど、加熱調理をしても、甘味が増しておすすめ」とアピールしています。
出荷は10月末から始まり、11月中旬から12月中旬にピークを迎え、1月末まで続き、約20トンを県内5市場に届ける予定です。

(2025年12月8日時点の情報です)