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新潟市西蒲区中之口地区で大豆収穫最盛期

掲載日:2025年11月11日

新潟市西蒲区中之口地区で、大豆「里のほほえみ」の収穫が10月25日から始まり、11月中旬にかけて最盛期を迎えます。今年は収量が平年並みで、しわや割れが少なく、品質の良い大豆が順調に出荷されています。

「里のほほえみ」は、収穫期に莢(さや)が弾けにくく、豆が田んぼに落ちにくいのが特徴です。また、地面から高い位置に莢ができるため、収穫ロスが少ないです。10年ほど前までは「エンレイ」が主流でしたが、農業普及指導センターの推奨により「里のほほえみ」への切り替えが進み、今では主力品種となっています。

中之口地区では33戸の生産者が大豆を栽培しています。今年はJA出荷分で80ヘクタール、160トンの生産・出荷を見込んでいます。地区内はほ場整備が進んでおり、完了後1年目は米作りができないため大豆を作付けする農家が多いです。整備された圃場には地下水位制御システム「FOEAS」が導入されており、開花期などにしっかりとかん水できることが品質向上につながっています。

地元農業法人の㈲真木農産は、約17年前からJA新潟かがやき吉田大豆プラントの乾燥調製を受託しており、同地区で収穫された大豆はすべて同社に集荷されます。同社でも地区最大規模となる40ヘクタール、80トンを生産しています。

田村潤一代表取締役は「特に降雨後に収穫した大豆は、機械乾燥後に水分が戻ることもあるので、サンプルをとって自分で水分量を計り、必要があれば再乾燥するなど、細心の注意を払って作業している」と話します。

(2025年11月11日時点の情報です)

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