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学生考案の「帛乙女」新レシピを関係者に披露
掲載日:2025年10月29日
新潟調理師専門学校(新潟市中央区)は、10月24日、「ECHIGO saladプロジェクト レシピ研究会」を開催しました。同校の学生が、五泉市のブランドサトイモ「帛乙女」を使ったサラダのレシピを考案・調理し、関係者に向けて発表しました。

新潟県産農林水産物を使用した新しいレシピの開発を通じ、食材の認知および消費拡大を目指すことを目的としたプロジェクト。キューピー株式会社関東支店新潟営業所と新潟県、JA全農にいがた、JA新潟かがやき、同JA五泉園芸組織連絡協議会が後援。

9月上旬にJA新潟かがやき五泉一本杉集配センターの職員や同協議会の会長が、帛乙女について講義し、その後、学生らが3週間かけレシピを考案し、試作を続けてきました。研究会では、同校の2年生でこども栄養給食チームに在籍する6人が2品ずつ、帛乙女とキューピーのマヨネーズやドレッシングを使ったレシピを調理し発表しました。

関係者らは、学生が調理し盛り付けにもこだわる姿を間近に見た後、学生らによるプレゼンテーションを聞き、12品の料理を試食しました。

同協議会野菜部会の大湊部会長は「若者向けの料理を目の前にして、サトイモをこんなふうに料理できるのかと感動した。どのメニューも食べる人のことを考えて工夫されており、とても素晴らしいと感じた。今度は私たちがこのメニューを広げていく番だ」と学生らに感謝と料理への感動を伝えました。

学生のひとりは「サトイモのポテトサラダは検索するとよく出てくるので、変わったものを作りたかった」と話し、サラダ以外にもお酒に合うように考案されたレシピも並びました。 学生が考案したレシピは、今後、県公式クックパッドや同JAのホームページに掲載予定です。
参考情報
(2025年10月25日時点の情報です)