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五泉市さといもまつり、38回目の開催
掲載日:2025年10月17日
五泉市さといもまつり実行委員は10月12日、同市の早出川河川堤防で第38回五泉市さといもまつりを開催しました。五泉市、JA新潟かがやき、同JA五泉園芸組織連絡協議会の共催。

同市では10月第2日曜日を「さといもの日」として制定。毎年「さといもまつり」を開催し、同市の秋の収穫イベントとして好評を博しています。生産者が一丸となって積極的に自慢のサトイモをPRし、消費者との交流を深めながら、消費拡大の促進と交流人口の拡大を図り、産地のさらなる発展を目指すことが目的です。

「さといも堀り体験」は、参加者が確実に1人1株収穫できるよう、今年は受付札と株に番号を振り、安全性にも配慮しました。圃場に誘導された1200人の参加者は、自分の株を確認すると、係員の合図とともに一斉に収穫を始めました。

新潟市から友人と参加した女性は「主婦にはとてもありがたい。五泉のサトイモはねっとり感が他と違う。友人に教えてもらったので、鶏肉と一緒に煮て食べようと思う。来年も必ず参加したい」と笑顔を見せ、取り残しがないよう慎重に確認しながら収穫を楽しみました。

会場ではさといも汁と新米コシヒカリのおにぎりも販売し、約1300人が味わいました。箱詰めのブランドさといも「帛乙女」や、おけさ柿、梨、米も販売し、同JA職員も協力しました。
第1回から参加している同委員会の浅井実行委員長は「大変ありがたい。来てくれる消費者がいるから続けてこられた。生産者のやりがいにもつながっている」と38回継続している秘訣を話しました。
参考情報
(2025年10月17日時点の情報です)