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生食ダイコン目合わせを行いました
掲載日:2025年10月14日
JA新潟かがやきは10月6日、新潟市西区のすいか選果場で、生食用ダイコンの目合わせ会を開き、生産者や青果市場関係者など約40人が参加しました。品質の高位平準化に向けて意思統一を図りました。

同区のダイコンは県内最大の出荷量を誇ります。沿岸部の砂地で栽培していることから、肌がきれいであることが特徴です。今年は猛暑に見舞われましたが、生産者がスプリンクラーなどでかん水を徹底したことで、例年以上に高品質なダイコンに仕上がっています。
目合わせ会では、JAや市場の担当者が秀品・優品・カット品・出荷不可品の規格について細かく説明しました。市場担当者は「安定した品質であることが価格形成の上で重要。各規格で見合ってないものが入っていると、産地全体の評価を下げてしまうことになるので、一人一人しっかり選別を行ってほしい」と強調しました。その後、参加者はサンプルを確認しながら選別基準を確認しました。

今年は22戸が約25ヘクタールで作付けし、シーズンを通して出荷数量1,300トン(130万本)、販売金額は1億3,000万円を見込んでいます。出荷は9月28日から始まり、10月中旬にピークを迎え、11月中旬まで続きます。県内4市場と県外3市場へ出荷し、スーパーや量販店の店頭に並びます。
新潟西大根部会の吉田大介部会長は、「細切りにして、マヨネーズやツナ、梅などと和えてサラダとして食べるのがおすすめ。これから寒くなるのでおでんでも味わってほしい」とアピールしています。

(2025年10月14日時点の情報です)