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新潟調理師専門学校でおけさ柿出前授業
掲載日:2025年10月10日
JA新潟かがやきと新潟中央青果株式会社、JA全農にいがたは10月3日、新潟調理師専門学校(新潟市中央区)で「おけさ柿」の食育出前授業を行いました。「おけさ柿」への理解度向上と食文化の継承が目的です。

JA新潟かがやきはJA佐渡に次いで県内2位の出荷量を誇ります。産地は新潟市西蒲区・秋葉区、阿賀野市で、阿賀野市笹神地区では開墾地の荒廃対策として昭和30年代から栽培を開始しました。現在では全国でも珍しい伝統的なアルコール脱渋を行っており、なめらかな食感とジューシーな果肉が特徴です。
授業では、JA全農にいがた園芸部果実花き課の担当者がおけさ柿の概要や生産状況を説明し、JA新潟かがやきささかみアグリセンターの担当者がおけさ柿の栽培過程や集荷から脱渋、選果、出荷までの流れなどを説明しました。
その後、学生はJA職員に方法を教わりながらアルコールによる脱渋を体験しました。

授業を終えた学生は「様々な方法で渋が抜けることを初めて知った」と感想を話し、「冷やしてデザートとして食べるだけではなく、様々な調理方法を試してみたい」と調理への意欲を示していました。

学生が脱渋した柿は調理実習で使用される予定です。
参考情報
(2025年10月10日時点の情報です)