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県内生産量トップの新潟市西区で秋冬の「やわ肌ねぎ」出荷始まる

掲載日:2025年10月10日

JA新潟かがやきにいがた西集出荷センターで、「やわ肌ねぎ」の「秋冬(しゅうとう)ねぎ」の出荷が10月1日から始まりました。同JA新潟西ねぎ部会は県内生産量がトップで、約3割を占めます。

「やわ肌ねぎ」は、収穫時期により「春ねぎ」(4〜6月)、「夏ねぎ」(7〜9月)、「秋冬ねぎ」(10月以降)に分かれます。特に「秋冬ねぎ」は、新潟特有の冷涼な気候と適度な湿度のもとで育ち、やわらかく甘みがあり、しっとりとしたツヤが特徴です。

過去2年は夏期の猛暑の影響で、夏ねぎに軟腐病等の被害が多発し、今年は夏ねぎの生産面積・出荷者・出荷量が大幅に減少しました。出荷量は3年前の約3割まで落ち込みました。一方、秋冬ねぎについては、土壌づくりや防除対策を徹底したことで、病害の発生は過去2年と比べて少なく、品質も安定しています。現在はやや細物傾向ですが、生育はおおむね順調です。

同部会の「やわ肌ねぎ」は、生産者52人、栽培面積2,973アールで、年間15万ケース(1ケース5キログラム)の出荷を計画しています。年間売上目標は3億円です。県内3社、県外4社の市場を中心に出荷します。このうち「秋冬ねぎ」は、10月中旬から11月下旬にかけて出荷のピークを迎え、3月まで約10万ケースの出荷を計画しています。ピーク時には日量2,000ケースの出荷を見込んでいます。

10月3日には、同施設で目合わせを開き、生産者やJA担当者、市場関係者など約30人が集まり、規格や品質管理について確認しました。

斉田勝部会長は「夏の栽培管理には大変苦労した。気温が下がることにより甘みが増しておいしくなると思うので、たっぷり長ネギを入れた鍋などで味わってほしい」とアピールしています。

参考情報

(2025年10月10日時点の情報です)

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