トピックス
児童らが「スマート農業」で栽培した米を稲刈り
掲載日:2025年09月30日
新潟市南区の市立味方小学校5年生は9月24日、同校に隣接する学校田で「コシヒカリ」の稲刈りを行いました。学校田運営委員やJA新潟かがやき青壮年連盟味方支部の部員らが補助にあたり、児童たちは約1時間かけて手際よく稲を手刈りしました。

味方小学校では、総合的な学習の時間の一環として米づくりに取り組んでいます。児童らはすじ播きや田植えなどの作業を体験し、水位センサーによる水管理や農業用ドローンの散布見学など、スマート農業にも触れてきました。JA新潟かがやき味方アグリセンターでは、種もみや生産資材の供給、担当職員によるサポートを通じて児童たちの学びを支えました。
稲刈り当日は、地域教育コーディネーターで農業者の平原さんが鎌の安全な使い方を指導しました。収穫を体験した児童は「水管理は大変だったが、稲が元気に育ってくれて嬉しい。稲刈りは一人では難しかったが、皆と協力して無事に収穫できた」と笑顔で話しました。


収穫した米は精米後、給食で提供される予定で、直売所や商業施設での販売も計画しています。

参考情報
(2025年09月30日時点の情報です)