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准組合員モニター懇談会 イチジク「越の雫」を使った加工品開発
掲載日:2025年09月17日
JA新潟かがやきは9月11日と12日に、2025年度准組合員モニターの第2回懇談会を新潟市西区で開き、2日間合わせてモニター48人が参加しました。同JAのブランドイチジク「越の雫」を使った加工品の試食と意見交換会を行いました。

懇談会は、准組合員の声をJAの組織・事業運営に反映して組織基盤強化につなげることを目的に、2年前から実施しています。7月から12月までの全3回で、JA施設見学やJA事業に関する意見交換会などを行います。
昨年および一昨年の懇談会でも、モニターの意見がもととなり、サトイモ「帛乙女」を使ったレトルト汁、エダマメを使ったスナック菓子、柿を使ったドレッシング、レンコン「五泉美人」を使ったメンチカツ・コロッケといった加工品が誕生しました。今年も、同JA営農部直販課が主体となり、農産物の下位等級品を有効活用するため取り組みを進めており、今年は新潟市食と花の推進課と連携して、「越の雫」を活用した加工品開発に取り組んでいます。同市は料理教室を展開する「ABC Cooking Studio」と連携協定を結んでおり、今回の取り組みは同スタジオから食と花の推進課に派遣された地域活性化起業人と同JAとの連携事業です。

懇談会では「越の雫」下位等級品のドライ加工品と、それを使用したパウンドケーキやビスコッティを用意して試食を実施しました。食感や味、大きさ、見た目、量、価格、保存性・取り扱いやすさなどについてモニターから聞き取りました。

参加したモニターからは「ドライ品は日持ちするので、販路確立ができれば注目されると思う」「地場産品のPRやB級品を無駄にしない取り組みを応援したい」などの意見がありました。
第3回懇談会は12月に行い、常勤役員および幹部職員とJA事業に関する意見交換会を行う予定です。この取り組みは、地域農業振興に繋げる目的としてJA共済連新潟のJA地域貢献活動促進助成金を活用しています。
(2025年09月17日時点の情報です)