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専門学生が五泉市のブランドサトイモ「帛乙女」について学ぶ
掲載日:2025年09月17日
キユーピー株式会社と新潟県、JA新潟かがやき、JA全農にいがたは9月10日、新潟市中央区の新潟調理師専門学校で「ECHIGO saladプロジェクト」に関する講義を開き、学生が五泉市特産のブランドサトイモ「帛乙女(きぬおとめ)」について学びました。
同プロジェクトは、新潟県の野菜や食材を使った“サラダ”を通じて、新潟ならではの食や文化の魅力を知り、楽しみ、広めていく取り組みです。同校のこども栄養給食コース2年生の学生が、今年は「帛乙女」を使ったサラダのレシピを考案します。産・学・官連携での取り組みは今年3年目で、1年目の食用菊「かきのもと」、2年目のエダマメに続きます。
講義では、JA新潟かがやき五泉一本杉集配センターの担当者が「帛乙女」の歴史や栽培方法、代表的な料理「いもみそ」や「きぬかつぎ」について説明しました。五泉園芸組織連絡協議会の浅井久美雄会長が今年の生育状況などについて話しました。浅井会長は「『帛乙女』は白さとぬめりが特徴。ぬめりが強く、料理しづらいという側面もあるが、ぜひ特徴を活かしたレシピを考えてほしい」と学生に要望しました。

その後、学生らは蒸した『帛乙女』を試食しました。「甘くてトロトロした食感でおいしい」「食べやすい」などの感想があがりました。学生の1人は「実際に食べたことで食感や粘り気が分かったので、それを活かしたレシピを今後考えていきたい」と意気込みました。 レシピの発表会は10月頃を予定しています。

(2025年09月17日時点の情報です)