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新潟県優良雌牛認定で16頭の認定を獲得
掲載日:2025年08月05日
7月31日、新潟市南区の営農経済本店において新潟県優良雌牛認定表彰式を行い、生産者6名が表彰を受けました。

新潟県内の子牛生産基盤を強化していくため、新潟県は毎年50頭程度を優良雌牛として選定しています。今年は771頭の中から47頭が選ばれ、JA新潟かがやきは16頭と県内で最も多くの認定牛を獲得しました。

認定基準は、種牛性要件と産肉性要件の2つがあります。繁殖基盤強化を目的として、特に種牛性要件では平均分娩間隔の短縮を重視しています。また、産肉性要件においては、霜降りの度合いを表すBMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)だけでなく、ロース芯面積やバラ肉の厚さ、歩留まりなどの評価項目において高いレベルでバランスが取れていることが求められています。
認定牛47頭のうち唯一、阿賀野市の佐藤仁さんが生産した「りえ号」は、種牛性要件と産肉性要件の両方を満たしていました。
長澤営農経済担当常務は、「阿賀・阿賀野和牛改良組合は近年改良において目覚ましい技術向上を上げている。飼料高騰が続く中、にいがた和牛や子牛が思うような値段になっていない。新潟県の畜産業界発展のためにご尽力いただきたい」とあいさつしました。
参考情報
(2025年07月31日時点の情報です)