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夏ネギ「やわ肌ねぎっ娘」の出荷が最盛期
掲載日:2025年07月28日
夏に収穫される長ネギ「やわ肌ねぎっ娘(こ)」の出荷が、五泉市のJA新潟かがやき五泉一本杉集配センターで最盛期を迎えています。今年は春先の天候不順や6月からの少雨で生育が緩慢に推移し、例年に比べて1週間程度遅い7月6日から出荷がスタートしました。

「やわ肌ねぎっ娘」は2002年から販売が開始されたブランドで、全長45センチメートルで通常のネギの約4分の3サイズであることが特徴です。売場で目立つようにピンク色の短冊を貼付して出荷しています。03年に結成したアイドルグループのNegiccoは、このネギのPR企画で誕生しました。

同市産の「やわ肌ねぎっ娘」は、市内を流れる清流地域の肥沃で水はけの良い土地で栽培されており米収穫までの夏場の収入源として、昔から多くの人が長ネギを生産しています。五泉園芸組織連絡協議会野菜部会では今年、生産者16人が2ヘクタールで栽培しています。7月下旬に出荷ピークを迎え、8月中旬までのシーズン通して、計45トンの出荷を計画しています。
大湊弘明部会長は「7月の初めから店頭に並ぶように、冬の播種・育苗から栽培管理に努めている。薬味としてだけではなく様々な料理に使って、ネギの栄養・効能で暑い夏を乗り切ってほしい」とアピールします。
(2025年07月28日時点の情報です)