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洗浄脱水機導入で作業の効率化
掲載日:2025年07月22日
JA新潟かがやき「ささかみえだまめ集出荷選別施設」で、7月2日、阿賀野市ブランドの枝豆「えんだま~縁玉~」の出荷が始まりました。今年は新たに「えだまめ洗浄脱水機」を2台導入し、作業の効率化を図りました。

同市笹神地区では、2016年に枝豆の栽培基準を定めてブランド化し、当初の0.3haから、2025年には約21haへと規模を拡大しました。規模拡大に伴い、2022年7月にはフルカラーカメラ2台とX線センサーを備えた集出荷施設が稼働し、品質管理を強化しています。

収穫後、施設に持ち込まれた枝豆は、粗選別し洗浄と脱水を行いますが、今年は新たに導入した洗浄・脱水一体化装置により、作業時間と労力の削減が実現しました。

春の低温と長雨の影響で播種や育苗に遅れが出ましたが、味は良好で、「初だるま」「味風香」など6品種をリレーし、7月下旬から8月上中旬にピークを迎え、9月初めまで出荷が続きます。シーズンを通じて約80tの出荷を見込んでいます。「縁をつなぐえだまめ」と名付けた「えんだま~縁玉~」は、JAのオンラインショップやささかみアグリセンターで購入可能。市場を通じて県内だけでなく関東の大手スーパーやパルシステムにも出荷しています。

同JAささかみアグリセンター職員の星野さんは、「ブランド化して9年経過し、味にも定評を得ている。JAのオンラインショップを通じて、全国から注文がある。生産者の技術向上とともに、ブランドエダマメとしての価値と認知度も高まってきていると感じる」と話します。
参考情報
(2025年07月16日時点の情報です)