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就農促進へ畜産農家と学生の交流会を実施
掲載日:2025年07月22日
JA全農にいがたは、7月14日、2025年度第1回就農希望学生・畜産農家交流会を開催しました。新潟県の畜産業の現状と課題に対応し、次世代の担い手を育成することが目的。新潟県農業大学校の学生7人と教職員、県内の畜産農家、JA担当者が参加しました。長岡市内の農場を見学した後、JA新潟かがやき管内の燕市にある清水ファームを訪問。参加者は、農場紹介カードと自己紹介カードを交換し、交流を深めました。

清水ファームの清水専務が、同農場の特徴である粗飼料自給率が100%で、手作りのハウス牛舎を利用した低コストの和牛繁殖経営を行っていることを説明しました。参加した学生は、牛舎の建設費や建設時のこだわり、単管パイプを使った牛舎のメリットデメリットに質問が相次ぎ、清水専務は丁寧に答えながら、仕事をする上で大切にしていることも伝えました。

同大学校畜産経営科肉畜産専攻の学生は「牛舎の風通しの良さや手作り牛舎の工夫に驚いた」「繁殖のみの経営を初めて見て、非常に勉強になった」と話しました。

交流会は、畜産業の魅力や現場の実情を伝え、関心を高めるとともに、将来的な就農や就業意欲を喚起することを狙いとしています。昨年初めて開催し、今年は10月にも今回とは異なる農場を訪問する予定です。
参考情報
(2025年07月14日時点の情報です)