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食の担い手、専門学生にJAの役割を講演
掲載日:2025年06月10日
JA新潟かがやき営農部直販課の石川勝幸販売マネージャーは6月6日、新潟市中央区のシェフパティシエ専門学校で特別講演を行いました。市が推進する「食と農のわくわくSDGs学習」の一環として同校が実施しました。

石川マネージャーは調理総合技術科の2年生31人を対象に、「新潟市の農産物の生産と集荷および流通におけるJAの役割」と題して講演。米や青果物の流通の仕組みについて、令和の米騒動などの話題を交えて話しました。他にも、同JAのブランド農産物や、市と取り組む「1日農業バイトデイワーク」、農業人口減少や異常気象といった農業やJAが直面する課題など、幅広い内容を話しました。
石川マネージャーは学生に向けて「生産者の収入が増えるように、JAは販売促進活動やブランド化、規格外品を使った加工品開発などを行っている」と役割を話し、「これから卒業して食に関わる職業に就いた時に、この授業を思い出してほしい」と語りました。

授業を受けた学生は「JAが農家と販売先を繋ぐ役割を担っていることを学んだ。また、今農業が抱える課題に対して向き合い、様々な取り組みをしていることも分かった」と感想を話しました。
この講演は、5月26日にも製菓製パン技術科の2年生を対象に行われており 、両日合わせて約50人の学生がJAの取り組みについて学びました。
参考情報
(2025年06月10日時点の情報です)