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新潟に初夏の訪れを告げる「そらまめ」出荷最盛期
掲載日:2025年05月30日
更新日:2025年06月02日
JA新潟かがやき管内の新潟市西蒲区西川地区で、特産のソラマメが出荷最盛期を迎えています。新潟に初夏の訪れを告げる「そらまめ」の出荷は、5月18日から始まり6月上旬までと短期間で、出荷のピークは6月1日頃です。

播種を10月に行い冬を越すため、新潟県内でも小雪の同地区では、45年ほど前から栽培が始まりました。品種は打越一寸(うちこしいっすん)などで、33人の生産者が約120aで栽培し、JAに出荷しています。
今年は雪が多かったことや4月まで天候が安定せず、4~5月の強風の影響を受けて収量は減る見込みで、1400箱(1箱4kg)を見込みます。同JA西川アグリセンターの職員は「味は良好で甘く、プリっとしていて実が柔らかく、見た目は鮮やかな緑色が特長」とアピールします。

生産者の多賀さんは「種まきから収穫まで機械化できず、すべて手作業で行う。年々作る人が減っているが、そらまめを待っている人がいるので作り続けている。たくさん買って味わって欲しい」と話しました。

同地区の「そらまめ」は、JA職員が検品した後、東京の大田市場へ出荷します。
参考情報
(2025年05月28日時点の情報です)