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阿賀・阿賀野和牛改良組合10周年記念式典を開催
掲載日:2025年05月30日
阿賀・阿賀野和牛改良組合は、5月27日、阿賀野市で設立10周年を記念する式典が開催しました。2015年4月1日に設立した同組合の節目を祝うために約50人の関係者が集まりました。

同組合の渡辺昇平前組合長が開会のあいさつを行い「2027年に北海道で開催される全国和牛能力共進会に向けて、組合としても技術向上と改良を進めていく。10年間関わった人々に感謝したい」と述べました。

来賓として、同組合の顧問を務めていた獣医師でもあり現阿賀野市の加藤市長や、JA新潟かがやき営農経済担当の長澤常務らがあいさつ。加藤市長は「新潟県内だけでなく、近県の関係者も阿賀・阿賀野和牛改良組合を高く評価している。生産者の励みに対して、市としてもバックアップしたい」と述べました。

「令和9年度全国和牛能力共進会について」と題して、JA全農にいがた畜産課が講演を行いました。新潟県の畜産研究センターが提供した2025黒毛和種育種価解析結果などのデータを示しながら、日頃から牛を観察し、母牛の発情に気付き、飼養管理に努め受胎を高めることの重要性を伝えました。
県内の和牛関係者からは10周年を祝うメッセージが寄せられ、組合は感謝の意を表し、今後も「にいがた和牛」や新潟県の改良組合を盛り上げていきたいと強調しました。
同組合は設立2年後の2017年に宮城県で開催された全国和牛能力共進会に初参加し、2022年の鹿児島県大会にも連続出場を果たしました。また、分娩間隔の部で10年間に3回全国表彰を受けた実績があります。
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