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お田植え祭で「伊彌彦米」の豊作を祈願
掲載日:2025年05月23日
更新日:2025年05月28日
弥彦村農業振興協議会は5月21日、同村内の農事組合法人麓二区生産組合の水田、ブランドコシヒカリ「伊彌彦米(いやひこまい)」のお田植え祭を執り行い、本間芳之村長の他、生産者や役場、JA新潟かがやきの関係者らが参列しました。

耕作の始まりに感謝し2025年産米の豊作と農作業の安全を祈願する祭事で、SDGsに対応した持続可能な循環型農業の実現に向けた取り組みの一環としても実施しており、使用したほ場は減農薬・減化学肥料で管理。伊彌彦米の作付面積は84.1ヘクタールで、一部は無農薬無化学肥料で栽培しています。
お田植え祭では、祭殿に同村で収穫した米やエダマメをはじめとする農産物などを供えました。彌彦神社の神官が祝詞を奏上したあと、ほ場のお祓いをしました。そして、参列者は伊彌彦米の苗を手植えする「御田植えの儀」を行いました。祭事後には、村立弥彦小学校の5年生が田植えを体験しました。


本間村長は「ふるさと納税の返礼品でも人気の『伊彌彦米』のお田植え祭を無事に執り行えてありがたい。今年は質・量ともに良くなるように願っている。日頃の農業者の努力に敬意を表す」と話しました。御田植長を務めた同法人の樋口孝信さんは「神事を終え、身が引き締まる思い。ここ数年は高温などで大変な状況だが、管理をしっかりして良い米を作っていきたい」と意気込みました。
参考情報
- お米いっぱい実るかな? 弥彦村の御田植祭で児童がブランド米を手植え、泥にまみれ大はしゃぎ | 新潟日報デジタルプラス
- 「伊彌彦米」豊作を願って霊峰弥彦山を背に御田植祭 小学生の田植え体験も-条市・燕市、県央・燕三条の情報「ケンオー・ドットコム」kenoh.com
(2025年05月23日時点の情報です)