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国際調理製菓専門学校で弥彦むすめの出前授業
掲載日:2025年05月23日
新潟中央青果株式会社とJA新潟かがやき、JA全農にいがたは、5月20日、国際調理製菓専門学校(新潟市中央区)で、ブランドエダマメ「弥彦むすめ」の食育出前授業を行いました。「弥彦むすめ」の認知度向上と、調理師を目指す学生にエダマメに関する正しい知識を習得してもらうことが目的。カフェ学科とシェフ学科、健康調理学科の1年生30人が授業を受けました。

新潟県内で最も早く出荷され、県民に初夏の訪れを告げる「弥彦むすめ」は、あっさりとした甘みが特徴。「枝豆」の由来になった枝付き豆の形を残し、畑に植えられている状態の根付き葉付きで出荷します。

JA全農にいがた野菜きのこ課の職員が、新潟県では作付面積は全国1位で自家消費が多く出荷量は8位であることや、30種類ほどの品種があり5月から10月上旬までエダマメを楽しめることを紹介。JA新潟かがやき弥彦アグリセンターの職員は「弥彦むすめができるまで」と題し、動画やスライドを用いて、50年ほどの歴史があることや手作業で束をまとめる熟練の技を紹介しました。

続いて学生らは3~4人の班に分かれて、枝から莢をもぎ、茹でて試食しました。他の班が塩ゆでしたエダマメも試食し、茹で加減や塩加減の違いを味わいました。

カフェ学科の学生は「沸騰したお湯に入れたエダマメを混ぜて、均一に火が通るようにしたことが、おいしく仕上がったコツだと思う」と話し、健康調理学科の学生は「茹でてすぐ、熱いうちに塩を振ったことで、塩分を感じやすくおいしくなったと思う」と話しました。

同日、新潟市立味方小学校(同市南区)でも食育出前授業を行い、4年生30人が授業を受けました。
参考情報
(2025年05月20日時点の情報です)