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五泉市で「オーガニックビレッジ宣言」
掲載日:2025年05月21日
更新日:2025年05月28日
5月19日、五泉市は「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。佐渡市、新発田市に次いで、新潟県内では3番目です。

五泉市の田邊正幸市長は「地域に根差した有機農業の振興と、食育による次世代への継承を進め、豊かな自然と共生する持続可能な農業の実現を目指す」と宣言しました。JA経営管理委員会の遠藤一雄副会長は「有機農業の取り組みが県内に広がっていき、県外から視察や研修を受け入れるような産地を目指し、協力していきたい」とあいさつしました。

五泉市の有機農業実施計画では、2023年に1.2haであった有機農業取り組み面積を2029年には10haまで広げ、同市内すべての小中学校で提供される給食を有機農業で栽培されたお米で賄うことを目標としています。

セレモニーに続いて、同市内の実証試験圃場で、五泉小学校5年生の児童が田邊市長と一緒に、紙マルチ田植えを体験しました。水田に付けた目印に、手で苗を植えた後、細長く切った紙マルチを苗と苗の間に敷きました。ぬかるみに足を取られながらも、市長や同級生と協力しながら作業を行いました。秋には、収穫体験も行う予定です。

JA新潟かがやき管内では阿賀野市もオーガニックビレッジ宣言を行う予定です。
参考情報
(2025年05月19日時点の情報です)