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阿賀野市の小学5年生が田植えを体験
掲載日:2025年05月13日
阿賀野市立堀越小学校の5年生16人は、5月8日、学校田で田植えを体験しました。田植えや稲刈りなどの体験活動を通じて、日本の主食である米作りに関心を持ち、稲作に取り組む人々の工夫や苦労について知ることが目的です。

学校田は同校近くにあり、植えたのは「コシヒカリ」の苗。指導役は同校の卒業生でもあり、圃場主の加藤さんとあがのアグリセンターの中島営農指導員です。児童は枠転がし、手植え、畔からの苗渡しも体験しました。

最初は恐る恐る田んぼに足を入れた児童もすぐに慣れ、協力して手植えを続け、1時間ほどで予定していた面積に植え終えました。

ゴールデンウィーク中に練習したという児童は「学校田では植え方をよく教えてもらったので分かりやすかった」と話し、初めて体験した児童は「枠転がしでまっすぐ線を引くことが難しかった。今度田植えを体験する機会があったら、加藤さんに教えてもらったことを意識してやりたい」と話しました。 加藤さんは16年前から毎年学校田での体験活動に協力しています。児童に向けて「田植えをした今日のことを忘れずに覚えていて、農業に興味を持つきっかけになればありがたい」と話しました。9月下旬に予定している稲刈り体験で再び児童を指導します。その後、児童はJAの水原カントリーエレベーターを見学し、収穫後の米がどのように消費者へ届くのかを学ぶ予定です。
(2025年05月08日時点の情報です)