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JAが協力し米菓会社の新米社員研修を初めて実施

掲載日:2025年05月13日

あがのアグリセンターが協力し、5月10日、阿賀野市で亀田製菓株式会社の「どろんこ新米社員研修」を初めて行いました。研修では、米作りに関する知識を深めることを目的に施設見学や田植え体験を行い、亀田製菓の新入社員18人と関係者を合わせて約60人が参加しました。

研修前半は座学で米に関する知識を深めました。JAあがのアグリセンターの齋藤センター長が、年間を通じた水稲作業や新潟県内で栽培されている品種、米の検査と等級について説明。続いて、水原カントリーエレベーターを見学し、米を保管し出荷するまでの仕組みを紹介しました。

その後、同センターに隣接する合同会社ナイスライスファームの圃場で田植えを体験しました。同社は、今年2月に新潟県の持続可能な稲作に寄与するために、地元の米農家5人と亀田製菓の共同出資で設立した法人で、生産した米はJAに全量出荷され、JAを通じて供給されます。今年は34haに、新入社員が植えた晩生品種の「あきあかね」以外に5~6品種を作付けします。

亀田製菓購買部の五十嵐部長は「お米を扱う企業でありながら、お米について学ぶ機会がなかったが、社員がお米を作る過程に関われる機会となった。新入社員はお米を作る過程から関わり、おいしい煎餅を作り、お客様にお届けする、入り口から体験することができた」と話しました。

手植えは今回が2回目の体験という「新米社員」は、「田植えは楽しかったが、お米ができるまでに、たくさんの人の手が加わっていることが分かった。単に原材料として見るのではなく、その背景にいる人を忘れずに、米菓メーカーの社員として働きたい」と話しました。

参考情報

(2025年05月10日時点の情報です)

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