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令和7年産米春期品質・収量向上推進大会を開催
掲載日:2025年03月28日
3月25日、新津地区で「令和7年産米春期品質・収量向上推進大会」を開催し、生産者や関係機関、JA職員ら128人が参加しました。日照不足や降雨による倒伏が影響し、予想以上に収穫量が低下した昨年の経験を踏まえ、25年産の品質・収量目標達成に向けた気運を高めました。

昨年3月からJAの営農技術顧問を務める高橋さんが講師となり、「令和7年稲作栽培管理のポイントについて」と題して研修を行いました。高橋技術顧問は、コシヒカリの収量低下要因として初期生育不良と生育調節(中干し)の遅れを挙げ、新津地区の栽培技術の実践状況を生産履歴から振り返りました。「高品質安定生産の基本は、倒さない、倒れないイネづくりにある」と強調し、健苗の育成やワキ対策、生育調節の徹底、後期栄養の確保、倒伏防止の重要性を訴えました。

また、JA全農にいがた米穀部集荷推進課の伊藤課長が、JA全農にいがた初の試みとなる令和7年産米主要銘柄のJA仮渡金最低保証額提示の背景を説明し、JAグループへの出荷結集についてお願いしました。その後、担当の鏑城さんは、米穀情勢について説明しました。
この大会を通じて、参加者は米の品質向上に向けた意識を高めました。
参考情報
(2025年03月25日時点の情報です)