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新潟あんぱん小麦の会の㈱山重がベーカリー・ジャパンカップで入賞
掲載日:2025年03月24日
新潟県産小麦の地産地消に取り組む「新潟あんぱん小麦の会」の会員である株式会社山重(新潟市西蒲区)が、第6回2024年度ベーカリー・ジャパンカップ(全日本製パン技術選手権大会)食パン部門で3位に入賞しました。同会は3月18日、同区で祝賀会を開催し、会員の他、堀峰一区長も出席し快挙を祝いました。

同会は、県産小麦の生産拡大と品質向上、地産地消の推進を目的に2020年に設立。市内の生産法人6社、株式会社山重、ウイスキーを製造する株式会社新潟小規模蒸溜所、JA新潟かがやきが所属し、勉強会や県外視察などを定期的に開催。小麦の栽培から加工、販売までを一貫して行う取り組みを進めています。
株式会社山重は同会員として、県産小麦を使用したパン作りに積極的に取り組んでいます。大会は国産小麦粉を100パーセント使うことがルールとなっており、同社は全量同区産の小麦粉を使用。今回の受賞は、同社の技術力と地元産小麦の品質の高さを証明するものとなりました。

祝賀会では、JA経営管理委員会の遠藤一雄副会長が「生産者が努力して栽培した良質な小麦を使用して作られたパンが、今回受賞したことはJAとしても非常に喜ばしい。今後もJAとして生産のサポートをしていくので、更なる活躍を期待している」と祝辞を述べました。
大会に出場した同社ベーカリーパオの小出高義店長は「様々な方の力添えがあって入賞することができた。西蒲区の小麦は知名度が低いが、今回高い評価をいただくことができ、地元のみならず全国に知ってもらえる良い機会になった」と喜びを話しました。

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(2025年03月24日時点の情報です)