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黒埼地区でチューリップの目合わせ会
掲載日:2025年02月25日
2月24日、黒埼園芸センターで3月のチューリップ切花出荷最盛期を前に、目合わせ会を開き、生産者とJA職員が合わせて15人参加しました。

目合わせ会では、担当者が、月別販売実績と出荷や鮮度保持処理方法を説明しました。品種ごとに花の咲き具合が推移した写真の資料を配布し、高品質出荷に向けて出荷時期に応じた花の開き具合(切り前)の徹底を呼びかけました。その後、色とりどりのチューリップを並べ、参加者全員で花・茎・葉のバランスや切り前を確認しました。

夏の猛暑の影響を受け、1月半ばまでは他品目の品薄感から高単価が続きました。2月下旬から3月の卒業式・卒園式のシーズンを迎え、需要が高まります。JAでは4月上旬までのシーズンを通じておよそ135万本の出荷を予定し、予約相対取引による販売の安定化を図ります。

同JA越後中央切花協議会チューリップ切花部会の部会長は「多種多様な品種を楽しむとともに、家の中でも玄関など涼しい場所に飾って、気温により開いたり閉じたりする花の様子も長く楽しんで欲しい」とアピールしました。
同協議会では、3月4日13時まで、新潟市西区役所庁舎と黒埼市民会館で「令和6年度黒埼地区切花展示会」を行っています。黒埼地区における切花の展示を行い、来場者のアンケートにより切り花の消費動向や品種構成を探り今後の生産計画に役立てます。
(2025年02月24日時点の情報です)