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年末需要に向けて三つ葉の出荷最盛期
掲載日:2024年12月18日
更新日:2024年12月20日
新潟市西蒲区にある有限会社グリーンズプラント巻で、年末年始に向けて需要が高まるミツバの出荷が最盛期を迎えています。同社は水耕栽培で新潟県産のミツバの9割以上にあたる年間で約210万束を生産しており、JA新潟かがやきを通じ県内外に出荷します。25日からの年末需要に対応するため、45人が収穫や調整、包装などの作業に当たり、およそ20万束を出荷し、新潟県内の他、東京や東北、北陸にも届けられます。
同社の約1ヘクタール分のハウスでは、10月中旬から播種を行い、10月下旬から11月上旬にハウスのベンチに定植し、無加温栽培、加温栽培、補光の栽培技術を駆使して、需要が高まる年末に一斉に収穫できるように調整しています。
同社の代表取締役社長は「11月の高温による影響を心配しましたが、水耕栽培の利点である水温や気温のコントロールを行い、年末に向けて順調に生育しました」と話し、消費者に向けては「お雑煮やお吸い物はもちろん、刻んだミツバを豚汁や日々のお味噌汁に入れて、香りや食感を楽しんで欲しい」とPRしています。
年末向けの収穫が終わると、ひなまつりをメインとする春の需要に向けて、播種から再びミツバの栽培が始まります。
参考情報
(2024年12月17日時点の情報です)