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秋葉区で令和6年産米作柄総括検討会を開催

掲載日:2024年12月11日

JA新潟かがやき新津アグリセンターは11月26日、新潟市秋葉区で「令和6年産米作柄総括検討会」を開催しました。生産者や関係機関の担当者ら168人が参加し、作柄・品質の検討と優秀農家組合表彰を行いました。

検討会では、米穀販売課が集荷実績と検査概況について報告。続いて、新津東部アグリセンターの営農指導員が高品質安定生産を目指した営農指導活動と栽培管理対策の実践状況等について報告しました。

その後、JA営農技術顧問が「令和6年産米の作柄・品質と今後の課題について」と題し講演。気象と生育経過を振り返り、品質については「若干の地域差はあるものの、災害級の猛暑により著しい品質低下に見舞われた前年からV字回復を達成した」と評価。しかし、作柄は大きく低下、その要因として苗質低下と田植後の低温・暴風等による初期生育の遅れと出穂期前後の日照不足、退色遅れによる下位節間の伸長と倒伏など複数要因が重なり合い減収につながったと解説。次年度に向けては、「基本技術はそれぞれが独立した技術ではなく、相互に影響を及ぼし合う関連技術だ。初期生育の促進により適期中干しが実施でき、積極的な穂肥活用が可能となる。基本技術の確実な実践により高位に安定した収量・品質を目指そう」と強調しました。

また、米穀情勢と題し、株式会社新潟ケンベイが今後の需給見通しや量販店等の販売の現状について講演しました。

優秀農家組合表彰は、JAへの米出荷率とお米通信簿の分析値などを集計し、総合ポイントにより選考。その結果、最優秀農家組合として羽下農家組合を、優秀農家組合として横川浜農家組合と天ヶ沢第二農家組合を表彰しました。

(2024年11月26日時点の情報です)

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