ＪＡ新潟かがやき阿賀支店と阿賀アグリセンター、奥阿賀自然薯生産組合は11月23日、同支店を会場に「奥阿賀じねんじょ即売会」と「ふれあい感謝祭」を開きました。来場者は列を作り、年に一度の催しを楽しみました。

「奥阿賀じねんじょ」は、栽培時に土と容器に工夫を凝らすことで、曲がりくねっていない真っすぐな姿で収穫されます。すりおろしても変色しにくく、色の白さやすりおろした際のきめ細やかさ、強い粘りが特徴です。即売会に合わせて生産者が収穫したジネンジョがずらりと並び、来場者は品定めをしながら買い物を楽しんでいました。

感謝祭の開催目的は、食と農と地域を結び、組合員・地域住民との絆づくりです。モンドセレクションで3年連続最高金賞を受賞したコシヒカリ「東蒲幻米」やにいがた和牛、きのこや新鮮野菜など阿賀町の特産品が並びました。毎年人気の阿賀町産にいがた和牛串焼きは、会場においしい香りが漂うと買い求める人で列ができました。

新潟市から参加した人は「去年から来るようになった」と話し、「にいがた和牛を目的に来ていたが、やはりジネンジョを買いたい」と1時間前から並んで購入していました。

同支店の浅井利浩支店長は「悪天候の中、生産者や来場者の『笑顔』が見られたことが一番の収穫。次回も工夫を凝らして、イベントを盛り上げていきたい」とイベントの成果を強調しました。

このイベントはＪＡ共済連新潟のＪＡ地域貢献活動促進助成金を活用しました。

参考情報

• じねんじょ求め〝争奪戦〟阿賀町で恒例の即売会【新潟】スーパーJにいがた11月25日OA

（2024年11月23日時点の情報です）