11月8日、越後中央地区を対象とした「第1回営農指導員実績発表会」を開催しました。「水稲におけるAI画像診断の活用について」と題して発表した中之口アグリセンターの大橋凌さんが最優秀賞に輝きました。

同発表会は他地区の取り組み内容を共有することで、組合員の付託に応えられる資質・知識の向上を目的としています。

実績発表では「農家の所得増大」を共通テーマに、営農指導員5人が、水稲や花きなどの各分野での取り組みを実証調査の結果などと併せて発表しました。

大橋さんは、スマートフォンで圃場の写真を撮影するとAIが稲の生育ステージを判定するスマートフォンアプリ「Growth eye」を活用し、AIの判定結果と実測値の比較などについてまとめました。

同ＪＡの村越龍実専務は講評の中で「営農指導事業は地域農業において重要な役割を担っている。ぜひ発表事例を各地区で共有し、取り組みを続けていただきたい」と話しました。

発表会後は、農業タレントの田中さきさんによる講演も行われました。

（2024年11月12日時点の情報です）