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巻地区特産の柿をフードバンクに寄付
掲載日:2024年11月08日
更新日:2024年11月11日
11月7日、JA新潟かがやきは食料支援に同区の特産品を役立ててもらおうと、新潟県フードバンク連絡協議会へ巻地区特産の柿を寄贈し、新潟市西蒲区巻地区にあるJA柿選果場の敷地内で贈呈式を行いました。
贈呈式では、JAの経営管理委員会遠藤一雄副会長が同協議会の山下浩子会長へ柿を手渡しました。寄贈はコンテナ250個分(合計約5トン)で2日間に分けて納品しました。この取り組みはJA共済連新潟のJA地域貢献活動促進助成金を活用しました。
同地区はブランド「越王おけさ柿」の産地で出荷量は県内2位です。寄贈した柿は平核無(ひらたねなし)で「八珍柿」の愛称でも親しまれています。同協議会から県内の各地区にあるフードバンクに渡り、ひとり親家庭を中心に経済的に困窮している世帯に届けられます。贈呈式に先立ち5日には1回目の納品を行い、同協議会は生鮮食品であることからすぐに配布しました。
山下会長は「限られた収入の中でやりくりするために、果物の購入は優先順位が低くなる。食べたくても食べられない経済的にお困りの家庭にとって、おいしい柿の寄付は大変ありがたい」と感謝していました。遠藤副会長は「食べてみたらおいしかった、という話はよく聞く。柿を食べた子どもたちが覚えていて、大人になってまた食べたいと思ってもらえたら、JAとしてもありがたい」と話していました。
贈呈式の後、山下会長はJA職員の案内で柿選果場内を見学。生産者が園地から運び込み、選果され、等級やサイズごとに選別され、出荷されるまでの工程を見学しました。
参考情報
(2024年11月07日時点の情報です)