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阿賀野市の小学生が稲刈りを体験
掲載日:2024年10月11日
阿賀野市立笹岡小学校と神山小学校の5年生は、10月4日、JA新潟かがやき青壮年連盟ささかみ本部の部員やJA職員の手ほどきを受け、学童農園で稲刈りを体験しました。播種から体験し無農薬無化学肥料で育ててきたのは、新潟県ブランド米「新之助」です。
両校は児童数が減ってきたことから、2018年より共同で体験活動を行っています。児童らは鎌を使って稲を刈りました。初めて手刈りを体験した児童は「鎌を使って稲穂を刈るのは難しかったけれど、時間が経つにつれてコツを覚えて簡単に刈れるようになりました。田んぼの中に稲の刈残しがなく無駄がないよう心がけました」と話しました。青壮年部員の指導を受けながら、児童らは自分で刈った稲を束ねる「まるけ」作業にも挑戦しました。
束ねた稲は1人ひとつずつ名札を付け、学校の玄関先などで「はさがけ」をして天日で乾燥させた後、3週間後に昔からの道具を使って脱穀・精米作業を行い、白米になるまでを体験する予定です。
両校の学童農園で収穫された米は、全国的な食味コンテスト「米・食味分析コンクール:国際大会」の小学校部門で、過去2年連続金賞を受賞していて、今年も出品し3度目の受賞を目指します。
参考情報
(2024年10月04日時点の情報です)