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笹神地区で有機米検査を実施
掲載日:2024年10月04日
更新日:2024年10月08日
JA新潟かがやきは10月4日、阿賀野市の金屋倉庫で2024年産の有機栽培米の検査を行いました。持ち込まれた米を農産物検査員らが形質、整粒歩合、水分などを慎重にチェックし、等級を格付けしました。
有機JASマークを貼るためには、専門知識を持った検査員による生産工程を含めたほ場の実地検査を受ける必要があります。格付け検査に先立って8月に、農水省登録認証機関のNPO法人民間稲作研究所認証センターによる検査を受けました。10月4日は有機栽培、転換期間中有機栽培、無農薬無化学肥料栽培の「コシヒカリ」を合わせて45tを検査しました。検査は10月中旬まで行い、55tを検査する見込みです。
同地区で有機栽培が盛んな背景には、40年以上前から続く現パルシステム生活協同組合連合会との交流があります。JAは環境保全型農業による米の生産を始め、米の有機、無農薬栽培を開始したのは1999年です。有機米はパルシステム生協を中心に、今年度から試験的に同市内の小中学校の給食でも提供する予定です。
(2024年10月04日時点の情報です)