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新潟市秋葉区で小麦の収穫!
掲載日:2024年06月20日
更新日:2024年06月21日
小麦の生産拡大に力を入れている新潟市秋葉区で、小麦の収穫が始まっています。
6月19日、鈴木農園の畑では、6条刈りコンバインで小麦「ゆきちから」の収穫を行いました。2日間で約2ヘクタールを刈り取る予定です。今年の生育は順調で、収量も期待できるといいます。
水田の一部を小麦に転作し、収穫2年目を迎えた鈴木代表。「稲作には水が必要だが、河川敷地は水はけが良すぎるため、井戸水をくみ上げてやっていて時間も労力も燃料費もかかっていた。小麦は水がいらないのと、稲作と違って育苗なども必要ないので、3分の1程度の作業時間で済む」と話します。
同区ではJA新潟かがやきや生産者、行政などが一体となって栽培指導会を行ったり、「秋葉区パンまつり」を開催するなど、小麦の生産・消費拡大に力を入れています。鈴木代表に続いて新たに4軒が栽培に加わり、今年は6軒が小麦を栽培しています。
鈴木代表は「消費者においしいものを届けたい一心で生産に取り組んでいる。まずは秋葉区から小麦を盛り上げていき、将来的には“米どころ新潟”と“小麦どころ新潟”の二枚看板になれるようにしていきたい」と意気込んでいました。
(2024年06月20日時点の情報です)