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新潟県自然薯品評会を阿賀町で開催
掲載日:2025年12月15日
新潟県自然薯生産振興協議会は、12月9日、東蒲原郡阿賀町の道の駅阿賀の里で、第33回新潟県自然薯品評会を開催しました。JA新潟かがやき奥阿賀自然薯生産組合の長谷川広美さんが最上位の県知事賞を受賞しました。

品評会は自然薯栽培技術の改善と品質向上を図り、地域の特産物としての生産拡大と消費宣伝に努めることを目的に毎年開催しています。会場は持ち回りで、4年ぶりに今年は阿賀町で開催しました。
今年は、JA新潟かがやきとJAえちご上越管内から16人27点の自然薯が出品されました。審査は、品質・形状・品位といった見た目による一次審査と、糖度・断面・すりおろし後の変色有無による二次審査で、5人の審査員が厳正に審査を行いました。1等に4点、2等(優秀賞)に2点、3等(優良賞)に2点とユニークな形を競う特別賞(ユーモア賞)1点の合計9点を表彰しました。

審査委員長を務めた新潟農業普及指導センターの江口所長は「今年は、猛暑や渇水といった気象条件に加えて、獣害も発生し、生産者は大変苦労した年だった」と生産者を労い、「いずれも素晴らしかった」と出品作を評価しました。
受賞した長谷川さんは「手間がかかり、夏の異常高温にも苦労したが、基本事項を守って栽培した。受賞できてうれしい」と笑顔を見せました。
表彰式に続いて研修会も行い、新潟農業普及指導センター津川分室の職員が、「じねんじょ根腐病の症状と対策について」と題して、根腐病の発生状況や今後の対応策を伝えました。
受賞者
【県知事賞】長谷川広美
【全農新潟県本部長賞】渡部寛一
【阿賀町長賞】猪章一
【新潟県自然薯生産振興協議会長賞】寺久保幹男
【優秀賞】長谷川正則、長谷川喜徳
【優良賞】波田野篤
参考情報
(2025年12月09日時点の情報です)