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しめ飾り作り講習会を開催しました
掲載日:2025年11月10日
ささかみしめ飾り部会は、10月31日と11月1日、阿賀野市で講習会を開催しました。お正月に欠かせない「しめ飾り」制作の伝統技術継承と作業手順の確認が目的です。部会員と制作に興味を持つ人を対象に、制作開始前に毎年開催しています。

部会では作り手の高齢化が進み、技術継承の観点からも新たな作り手の確保が課題。平日参加できない人に向けて、今年は土曜日にも講習会を開催しました。その結果、制作に興味を持った9人とベテラン合わせて約50人が参加しました。

同部会では「縄綯い」も機械化せずに手作りしている。初心者が最初に苦労するのが、この「縄綯い」です。講習会では、初心者2人につきベテラン1人を配置して指導にあたりました。

今年初めて参加した木村さんは「ベテランの手つきを見て、最初はできそうにもないと思った。丁寧に教えていただいて、自分でも1本の縄を作り上げることができ、とても感動した」と笑顔で話しました。2時間ほど縄綯いを練習すると、ベテラン部会員の指導下で、主に初心者が担当する「輪飾り」を完成させました。

また、制作に参加して4年目の部会員は「部会で制作した制作手順を紹介したDVDがある。自宅で作業中に手順を確認するときに役立っている」と話しました。
材料の配布は11月上旬から始まり、12月半ばまでに、輪飾り、玄関用、大、リースの4種類約3万8000個を目標に、同部会のメンバー約40人で手分けして制作します。パルシステム生協で予約注文販売する他、数量限定でささかみアグリセンターでも販売します。
参考情報
(2025年11月01日時点の情報です)