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阿賀野市の小学生が新之助の脱穀・精米を学ぶ
掲載日:2025年11月10日
阿賀野市立神山小学校の5年生6人が、10月30日に学童農園で育てた新之助の脱穀と精米を体験しました。指導には、JA新潟かがやき青壮年連盟ささかみ支部の部員やJA職員、阿賀野市地域おこし協力隊があたりました。

児童数の減少などを受け、田植えや草取り生き物調査、稲刈りなどの体験活動は、笹岡小学校と合同で実施しています。10月上旬には手刈りで稲を収穫し、学校敷地内で乾燥させました。笹岡小の児童は29日に脱穀・精米を体験しました。

児童らは昔ながらの「千歯こき」での脱穀を体験した後、電動脱穀機も使い、「電動のほうが楽でいい」とその違いを実感しました。続いて「とうみ」で籾を分け、同支部の石塚支部長が「コンバインでは刈り取りから脱穀、籾分けまで一度にできる」と説明しました。

さらに、ボールとザルを使って10分ほど籾すりを体験。石塚支部長から「ご飯ふた口分くらいにしかならない」と聞いた児童は、「ご飯にするのは大変だ」と話しながら、力を込めて作業を続けました。
同支部事務局を務める職員は「今年は児童数が少なく、マンツーマンで指導できた。食味コンクールで金賞を狙いたい」と話しました。両校は全国的な食味コンクールの小学校部門に毎年出品しており、2021年と22年には連続で金賞を受賞しています。
参考情報
(2025年10月30日時点の情報です)